新入社員の独り立ちに向けてできることは伴走

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ゴールデンウィーク谷間の金曜日。皆さん、元気にお仕事していますか?

2人の保育園児がいる私にとって、ゴールデンウィークは子どもたちの世話と遊びで気力と体力を消耗する長くて辛い休日(40代ですし)。もちろん、子どもと遊んで楽しいんですよ、でもね。。。休暇明けの仕事が待ち遠しかった(笑)。

20代の頃、私は外回りの営業だったので、ゴールデンウィークが明けると秋まで祝日が少なく、さらに梅雨、夏、残暑と外回りが辛い時期がずっと続くと思うだけで憂鬱だったことを思い出します。やる気は、気候にも左右されますね。

仕事にも人間関係や環境にも慣れていない新入社員であれば、やっていけるのかなぁという気持ちになるのもムリないことですね。私もずっと、「あと3日頑張ろう」「3年は頑張ろう」と思っていました。マジックナンバー「3」のおかげで、20年間も仕事を続けてこられました!

新入社員の独り立ちに向けて上司やOJT担当者ができることは「伴走」

  • 最初に全体像や目的を説明する。
    まだ入社して1ヶ月、先が見えない不安は、暗い道で先が見えない不安と同じ。特に単純作業、分業の下流工程の仕事を覚える段階では、最初に今後何につながるのか、全体像や目的を説明する。
  • 新入社員は、頑張ろうという気持ちをもっていると信じて関わる。
    自分と違うタイプの相手は、ペースや段取りが異なるにすぎない場合でも、能力や努力が足りないと心のなかで責めがち。一方、当たり前のことができていないなら、その場で率直に指摘し教える。
  • 考えや気持ちを聴く。
    やる気が下がっている、元気がない様子だったら、叱咤激励するだけでなく、新入社員の考えや気持ちを聴く。まずは席で軽く声をかけてみる。話しにくそうだったら、静かに話せる場所に誘う。

誰でも昔は新入社員。「どう頑張れば、先輩のようになれるのかなぁ。」「このままでいいのか。」などと思いながら、頑張ってきたのではないでしょうか?

ゴールデンウィーク明けは、新入社員とじっくり話し合う絶好のチャンスです。たとえば、このようなステップで。

  • ゴールデンウィークの雑談でお互いのことを知り合いつつ
  • この1ヶ月の仕事ぶりで良かった点を伝え
  • 新入社員が疑問、不安に思っていることを聴き
  • 1年後の目標と現在の進捗状況を確認し
  • 次の1ヶ月の課題を共有する

話し合いの最後に、「毎月1回は今日のような話をしていこう」と伝えておくと安心感がありますね。頑張れ~先輩!頑張れ~新入社員!

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