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今日はこどもの日。元気に成長して欲しいと思います!
先日、高校の家庭科教諭をされている方とお話をする機会があり、びっくりしました。このような生徒が少なくないとおっしゃるのです。
- 野菜の名前がわからない(まぁ、これは想定内)
- 缶詰が開けられない、ハサミが使えない(なんで?やったことがないのかな?)
- ガスがつけられない(火は危ないよ、と親に言われている?!)
- 沸騰しているお湯をみて「先生!泡立ってる!」(そんなわけないでしょ!)
普通に生活していたら、知っている・できる思うのですが、どうして???と思い、尋ねると、「お母さんがなんでもやってくれるそうですよ(だから、知らない・できない)」と。う~ん、子どものためにやっているつもりが、子どものためになっていない。でも、子どもにやらせるより、自分がやった方が確かに楽なので、わからなくもない。。。
そこで気になるデータがこちら。平成25年版厚生労働白書「結婚に関する意識」。
以下のデータをみると、これからの時代の結婚&出産には、男女ともに「お互いの職業に対する理解」と「生活力」をもつことが特に大事といえそうです。
親の価値観にとらわれずに情報提供する(いろいろな職業がある、いろいろな家族の姿がある等)、なんでもやってしまうのではなく自分で経験(炊事、掃除、洗濯)できる機会をつくる等を通じて、家庭内キャリア教育&家事教育に取り組んでいけたらと思います。
蛇足ですが、、、我が長男。有名なアニメの料理人から名前をいただきました(笑)。名前のおかげか、クッキングデーがある保育園のおかげか、料理好き~
—– 以下、データ —–
■■ 希望するライフコースの推移
男女ともに、期待する・理想とするライフコースとして、専業主婦コースは減り(女性で近年の微増傾向もみえますが)、両立コースが増えてます。特に、男性の両立コースへの期待は高いですね。(ここでは余談になりますが、女性の予定ライフコースで、非婚就業コースが増えているのも気になります。仕事と家庭の両立はムリそうという諦めなのか?仕事が面白いから全力を注ぎたいということなのか?)
■■ 男性が結婚相手の条件として考慮・重視する割合の推移
「家事・育児の能力」の考慮・重視度の増加が大きくなっています。
■■ 女性が結婚相手の条件として考慮・重視する割合の推移
「経済力」「職業」も増加していますが、「家事・育児の能力」の考慮・重視度の増加が大きくなっています。
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