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蔵元 寺田本家の杜氏・大野考俊氏のことば(寺田本家のWebサイト「蔵人紹介」から引用

酒造りと子育ては、自分ではどうにもできない、気候とか機嫌という大いなる自然を受け入れながら最善を尽くす、という点で一緒だなと感じます。

う、確かに。最善を尽くしているか、と問われると、いつも自分の心の狭さを突き付けられる子育てではあります。。。

蔵元 寺田本家の日本酒「醍醐のしずく」を、クリスマス会に姉が持ってきてくれました。12月23日にみんなで飲んだときも、甘酒のような風味で体に優しい味わいでした。私は大好きな味だったのですが、いわゆる日本酒とは違う味わいで、みんな1杯でおしまい、少し残りました(私にとってはlucky!)。

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(新しいお酒をあけるであろう)大晦日を前に、杜氏・大野考俊氏のことばとともに、最後の一杯「醍醐のしずく」を味わいました。冷蔵庫で保管していましたが、ますます甘味が増していて、それでいて甘酒のようなくどさはない。今晩もまた、体にいい幸せな時間を持てたことがうれしい。

そして、蔵元 寺田本家さんの「蔵人紹介」を熟読!何度も読んでしまった。「和醸良酒」いいことばを発見。「いつも蔵からは大きな笑い声が響いています」とも書いてある。

23代目 故 寺田啓佐氏の著書に、「発酵醸造という微生物の世界。その世界は、互いに支え合って生きる、相互扶助の力が大きく作用している。」と書かれているそうです。

先代の思いを受け継ぎ、「無(無添加・無農薬)」に、蔵人の「笑」や「楽」が加わっている、そんな幸せな味の日本酒。家族も、職場の仲間も、「和醸良酒」。いい年末でした。

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