この記事は、作成日から10年経過しています。内容が古い可能性があります。またこの記事は、大幅なデザイン変更前に書かれたものですので、レイアウトが崩れている可能性があります。ご了承ください。
高校生、大学生のキャリア支援をしていると、「何で働かなくてはいけないんですか?」「働くって何ですか?」と質問されるのは珍しいことではありません。キャリアコンサルタントは、「大人なら働くものだ!」と怒ってはなりませぬ(笑)
仕事とは何か、と考えるときに思い出すのが、羊と小人。羊 !? 小人 !? (・_・;? ですよね。
- まず「羊」
新婚旅行で行ったニュージーランド。有名な観光施設、アグロドームの羊の毛刈りショーで愛想を振りまく羊たち。
毛刈りショーが終わり、何気なく牧場を散策していると…牧草地で草を食むかわいい羊たち!
嬉しくなって近寄ると、なんと全くの別人格。同じ羊とは思えないほど、愛想がなかったのです(笑)もう営業は終わったよ、ということですね〜
- 続いて「小人」
大学生のとき、ディズニーランドでアルバイトをしていました。
仕事が終わると、園内からは見えないようになっているバックステージを通って、更衣室に向かいます。広いので、職場から更衣室までは10分以上かかるのです。
ある日、疲れたな…と思いながらバックステージをトボトボ歩いていたら、7人の小人の1人に出会ったのです。すると!私に気づいた小人さん、踊り出して手を振ってくれました!バックステージで仕事でもないのに、私だけのために、です。
羊にとって仕事とは
餌(給料)をもらって、決められた時間と場所で、言われたことをすること。
小人にとって仕事とは
給料をもらっているかどうかではなく、いつでもどこでも、相手のために自然に動いてしまうこと。
なぜ働くのか?
一義的には、自立して生活していくためのお金を稼ぐため。羊たちのように、きっちりと責任を果たし、その代わりに給料をいただく。
働くって何か?
目指したいのは、小人のように、相手のために自然に体が動いてしまうような役割を見出して、自分も周りも幸せにすること。
私はこう思います。今の私の仕事、キャリアコンサルタントは、私にとっては「小人」に近づける仕事だと思っています。
コメント