仕事と妊婦の両立~仕事を頑張る力は夫婦の歩み寄りから生まれる

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長男の妊娠はもう6年前になるけれど、妊娠中って、常にずっと、体が重くて、だるくて、眠くて辛かったな。だからといって、仕事の手を抜くわけにはいかないし。

なにより、夫がまったく理解してくれなかったのが、一番つらかった。仕事から帰って、ご飯を食べて、片付けまで至らずに横になっていると、「なにだらだらしているんだよ」とばかり言われていた。さすがに次男の妊娠のときは、わかったらしく、そっとしておいてくれましたけどね(笑)。

初めての妊娠は、女性自身だって初めてで、何がどうなるのかがわからない。わからない⇒うまく説明もできない⇒わかってもらえない。

わかってもらえないが積み重なり、相手が悪いんだ!と責める気持ちに変わった時、0才児プロブレム、産後クライシスにつながるのでしょうね。初めて、という不安。経験がない、という不安。それが、妊娠中の「辛いのは自分だけ」「大変なのは自分だけ」という、誰にもわかってもらえない悲劇のヒロインをまねきます(笑)。今は笑いごとでも、妊娠中は笑えませんよ!

でも、夫婦ともに初めてのことで、わからない、わかりあえないしかたのないことなのでしょう。この記事をネタに、夫婦で歩み寄れるといいな、と思います。

せっかく幸せ満杯の妊婦生活。夫婦も職場でも、笑顔で過ごせるといいですね。歩み寄るコツ、わかりあえない中で許容するコツを3つ紹介します。

  • 相手に求め過ぎない
  • 相手に期待しすぎない
  • 相手への感謝をことばにして伝える

たとえば、「妊娠中ですら夫婦でわかりあえないので、出産後にはもっとやっていくのが難しいはず。仕事を辞めたほうがいいのではないか?」という両立相談。

よく両立相談で出てくるNG思考は、こちら。

  •  女性・妻の男性・夫に対するNG思考
    「家事をもっとやってくれてもいいのに・・・」「友だちの旦那さんならもっとやってくれているのに!」
  • 男性・夫の女性・妻に対するNG思考
    「妻は仕事の時間を減らしているのに、なんでこんな簡単なこともできないのだろう!」「オレは忙しいんだから、わかってくれるはず」

言わないとわからない、伝わらない。伝え方のコツは、控えめに、依頼する。

  • 期待することがあれば、控えめに伝えてみる。 
    例「やってもらえると嬉しいけど、ムリ?」
  • 相手に求めても難しそうなら、家事で手抜きできることを探し、共有する。 
    例「これから、掃除は2週間に1度にするから、我慢してね。」

いつもこれを心がけてばかりはいられないけど、喧嘩した後にはちょっとだけ反省(笑)。当たり前にやっていること、やってもらっていることを感謝しあえるといいですね。わかろうとしてくれる人が身内にいることが、仕事でも頑張ろうという力を生み出すのですから。

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