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昨日はひな祭り。息子を連れて子育て支援センターに行くと、”お母さんがお雛様になろう”という企画がありました。お母さんが頭にお姫様の冠 (天冠・てんかん)をつけて、子どもと一緒にお雛様飾りの前で写真を撮るという企画です。
子育てをしているお母さんは、気づいたら子どものためや家族のために時間を使っていて、自分が主役になる時間をあまり持っていない人が多い。だから子育て支援センターでのひな祭りのお祝いは、お母さんを主役にしよう!とスタッフの皆さんが考えてくださった企画でした。素敵な企画をありがとうございました。
日常で自分が主役になれることはないかしら?と、いろいろ考えてみました。
- 小さな花を自分のために生ける
- 子どもが寝たとき、仕事に取りかかる前に自分のためにお茶を入れる
- 洗濯物を干すついでにちょっと空を眺めて、次に時間ができたときに何をしようかと空想する
- 子どもが寝ている夜の静かなひと時に、未来の自分に宛てた手紙を書く
- twitterやブログを使って、子育て情報を発信したり、何かを一緒に企画する仲間を募る
自分が主役の時間はありますか?どのように過ごしたいと思いますか?
ご相談を受けていると、仕事をしないと自己実現ができないと思い込んで、自分を追い込んでしまっている方にときどき出会います。確かに仕事は、自分の個人の名前でするので、自分が主役であることがとても分かりやすいですし、他人からの評価を受けることで結果・成果も見えやすいものだと思います。
でも、環境が許さず、仕事をすることが難しい場合も少なくありません。
- 仕事をしたいと思うのはなぜなのか、仕事を通じて何を得たいと思っているのか
- 仕事以外でも、今の日常を工夫することで満たされることはないのか など
今の気持ちにじっと耳を傾けつつ、少しずつ、仕事のこと、子育てのこと、家族のことを考えてみる、仕事復帰まで少しずつ準備を進めてみる。焦らずに、日常のなかで、ちょっとした自分が主役になれる時間を積み重ねていくと、くすぶっていた気持ちに変化を感じる日が訪れるかもしれません。
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