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皆さんの職場の飲み会は、多いですか?少ないですか?自由参加とは言われているけれども参加しないといけない雰囲気ですか?自由参加だからいつも決まった少数のメンバーしか参加しないですか?
職場の飲み会”問題”、管理職からも、部下の社員からも、それぞれの立場での悩みやモヤモヤを聞きます。
飲み会をはじめとした業務外のコミュニケーションは大事だという声もあれば、子育て中の社員は飲み会に参加しにくいので疎外感をもってしまうので止めた方がいいという声もある。運動会や社員旅行を実施している(もしくは復活させた)企業もあれば、大きなイベントだけでなく職場の飲み会も廃止した企業もあります。いろいろな状況・事情のある社員が増えている今、どんな組織にも当てはまる正解はありません。
先日お会いした管理職のAさんが、「自分としては飲み会が大好きだけれども、歓送迎会以外の飲み会は一切しないことを決めた。」とおっしゃっていました。
その理由は、「会社の交際費が大幅に削減され、お客様との飲み会は原則しないという会社としての方針があるのに、管理職である自分が、飲み会で部下とコミュニケーションをとろうとするのは、フェアではない。」ということでした。部下が新しい仕事のやり方(飲み会ではないコミュニケーション)で苦労しているのに、管理職である自分が旧態依然の仕事のやり方(飲み会を通じて部下と親しくなる)で楽をしていることはフェアではないということなのです。カッコイイです!
もちろん、これ以外にも、多様な状況・事情の部下が増えているので、夜の飲み会以外のやり方でのコミュニケーションの必要性を感じていたという理由もあります。
やる、やらない、いずれに決めるとしても、意思と意図をもって決めることの大切さを教えていただきました。
では、「信頼できる上司」とはどのような上司でしょうか?(次世代管理職・リーダー研修の参加者のアンケート結果より)。
- 仕事に対する思いをもっている
- いつも見てくれて声をかけてくれる
- 公平、平等に接してくれる
- 部下のせいにしない
- 豊富な知識と経験をもとに教えてくれる
- 親身に相談にのってくれる
- 失敗をしてもいいから挑戦しようと言ってくれる
Aさんは、飲み会を止める代わりに、業務時間中での声掛けや課題解決ミーティングの設定を工夫する、なによりも部下と時間をかけて目標を共有することに取り組んだそうです。「信頼できる上司」として挙げられていることと重なります。
実は、部下の思いを大切にしたステキな関わりも教えていただいたのですが、Aさんがどなたなのかがバレてしまうので秘密です(笑)
株式会社これあらた ~人と組織の「らしさ」を一歩先へ~ |
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