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※プレコンセプションケアの注目度が上がり、プレコンセプションケアが全国の病院に広がってきています。2022年10月18日追記
晩婚化が進み、初産年齢もあがっています。私も34歳で結婚し、初産は37歳です。
結婚する前から、できるだけ早く子どもをつくることを夫と話し合っていた私たち夫婦は、先輩から教えてもらった「ブライダルチェック」ということばを頼りに医療機関を探しましたが、当時はうまく見つけることができませんでした。近くの産婦人科3つにブライダルチェックを受けたいと電話で問い合わせましたが、そういったことはやっていませんと断られてしまいました。
いったいどのような検査が必要なのかもわからず、そうこうしているうちに、35歳と36歳の2回の流産。その後、知り合いのご紹介で東京大学病院不妊外来(当時は習慣性流産外来)に通い、長男を37歳で出産しました。
2人の出産・子育てで、あの頃の不安をすっかり忘れていたのですが、偶然、国立成育医療研究センターが女性やカップルに将来の妊娠のための健康管理を提供することを目的にした『プレコンセプションケアセンター』を日本で初めて開設したという情報を知りました。結婚当時に、こういった医療機関・まとまっている情報があれば、どんなによかったかと思いました。
ですので、できるだけ多くの人に知ってもらいたい!特に、20代の若い方に。
ただ、国立成育医療研究センターは東京にしかないので、行くのは無理という人も多いことと思います。でも、Webサイトに載っているプレコンセプション・チェックプランの検査項目と検査目的の情報は、非常に参考になります。
この検査項目を参考に、将来妊娠したときに妊婦検診を受けたいと考えている産婦人科で、これらの検査が受けられるかどうかを確認してみるといいと思います。もちろん、検査を受けた後のカウンセリング・相談ができるかどうかも大切なポイントになります。妊娠をする前に、相性のあうお医者様と出会えるといいですね。
お医者様・病院との相性について: 2012年5月22日「ひと口に妊婦健診と言ってもさまざま」で書きましたが、相性はとても大事です。大切な命をお腹にあずかっているのですから、信頼できる先生でないと不安が大きくなるばかりです。
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