「人は限りない可能性をもっている」

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私は人材育成に手厚い企業(東京海上)に育ててもらい、人事部門の一員として人材育成(研修業務)に関わり、「人ってすごいな」「成長したいという気持ちはすごいな」と感じていました。だから、2005年に転職(株式会社スコラ・コンサルト)するときに「人は限りない可能性をもっている」ということばに出会い、当時は理解したつもりになっていました。

2005年当時、スコラ・コンサルトのWebサイトの目立つところに【人間観「人は限りない可能性をもっている」】等を説明したページがあったのですが、現在はなくなってしまいました。私の原点でもあるので、ちょっと残念な気がしますが、独立をし、もう社員ではないので。。。

ちなみに、松下幸之助氏も「人間は無限の可能性を秘めている」ということばを残されています。

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でも、それは表面的な理解に過ぎなかったことに、長男の子育てを通して初めて気がつきました。本当の意味で、「人は限りない可能性をもっている」ということばを信じ、相手の力を信じられるようになったのは、長男と保育園の先生方のおかげです。

9ヶ月から保育園に通い、たくさんの先生や友だちとの関わりのなかで知恵も心も成長してきた長男(現在5才)。可能性を開かせたのは、多様な人と関わリ方を考えられる環境だったと実感します。

  • 「(自分より小さい子に対して)階段のここが滑るから気をつけてね。」 
  • 「(やってもらったことに対して)先生がやってくれたから、できるようになったよ。ありがとう。」 
  • 「(日本語が話せないお友だちに対して)お話できないから手紙を書いて渡したい。」

自分と違う人に対する思いやりのきもち、相手に対する感謝のきもちをもてるようになったのも、先生方が、いろいろな状況にある子どもたちの考えや気持ち、立場を代弁し、どう接したらいいのかを根気強く考えさせる関わりをしてくださったからだと感謝しています。

今後、彼がどんな可能性を開いていくのか?しばらくは、長男がいろいろな経験を積める環境をつくっていくのが親としての務めだと思っています。

また、人材育成の一端を担う仕事をする者として、「人の可能性」を信じて、環境調整・環境づくりに知恵を絞っていきたいと思っています。

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