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熱で保育園を休んでいた息子。夫が自宅で仕事をしながら、世話をしてくれていました。気になりながら仕事をしていると、職場に夫から電話がかかってきました。喘息のような症状で苦しそうなので、早く帰ってきて、病院の夜間診療に連れて行って欲しいとのことでした。
早退しようと帰り支度をしていると、同じ島の席に座っているお二人から声がかかりました。
- Aさん(60代男性)
子どもは寂しいと病気の症状がでるんだよね。
お母さんが帰ってくると、ぴたりとよくなってしまうこともあると聞くよ。 - Bさん(40代女性)
うちの子も喘息だったの。
お医者さんから、「お母さんが子どもにかかりっきりだと、子どもにかえって悪影響を及ぼすから、働きに出なさい。」と言われて、子どもが3歳になったときからパートに出たの。
保育園に預けたら、どんどん丈夫な子になったよ。
働く親として、Aさんのお話は胸が痛む「悪い情報」です。一方、Bさんのお話は保育園に預けながら働くことを後押ししてくれる「いい情報」です。
さて、どちらの意見を受け入れるか?
私は、お二人の意見に一喜一憂した後、「いい情報」も「悪い情報」も、どちらも受け入れるが大事なのではないかと思いました。周囲の人の意見に一喜一憂せず、また一つの意見を鵜呑みにすることなく、「さて、自分の子どもは今、どういう状態なのかな?どう感じているのかな?」と、よくよく子どもを観察し、子どもとの関わりを振り返り、どうすることが子どもにとって一番いいのかを考えていきたいな、と思いました。
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