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キャリアカウンセラーの仕事を通じて、たくさんの方の決断に立ち会ってきました。私が相談を受けるときに大切にしていることは、相談者自身に自分らしさを意識してもらうこと、そして私もその人らしさを尊重することです。
まず、相談者のこれまで考えてきたことと今考えていることを聞かせていただきます。それを踏まえて、相談者とは違う視点(今と未来、自分と家族、質と量など)も持ちつつ、質問したり確認したりしながら、相談者の意思決定の過程をともに歩みます。
聞き手は同じ私ですが、意思決定の過程、決断のしかた、納得の過程は十人十色、それぞれにその人らしさを感じます。「転職するか現職でキャリアを積むか」で迷い、転職を決断した二人のケースをご紹介します。
- Aさん 【キャリアアップ相談】
転職を決断し辞表を出したものの、お世話になった上司にもう少し一緒にやろうと言われ、それから4年、仕事で恩返しをして退職した。
→ 慎重に検討を重ねて、転職を決断。その後、現職に新たな気持ちで取り組む過程で納得していった。
→ 慎重に検討を重ねて、転職を決断。その後、現職に新たな気持ちで取り組む過程で納得していった。
- Bさん 【退職後の再就職相談】
お世話になった上司に辞めると言って、引っ込みがつかなくなり、2週間で退職。上司の恩に報いるためにも、自分をより活かす転職を果たした。
→ 生来の向上心・負けん気の強さで、退職を即断。退職後、自分をより活かす仕事を探す過程で納得していった。
→ 生来の向上心・負けん気の強さで、退職を即断。退職後、自分をより活かす仕事を探す過程で納得していった。
キャリア、人生の幸せを決めるのは、その人自身。
- どんな決断をどんな風にするのが、あなたらしいでしょうか?力が発揮しやすいでしょうか?
- これまでの決断スタイルを踏襲しますか?それとも新しい決断スタイルでいってみますか?
- 新しい決断スタイルをとる場合の不安や懸念事項はどんなことでしょうか?
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