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10月27日の夕方、NHK「首都圏ネットワーク」をみていたら、「いい親になるための有料講座」の取材と解説をやっていました。
子どもに離乳食をあげながら聞いていたので正確ではないのですが、取材したスタッフの方が、「専業主婦を選択したからには、子育てを失敗できないという主婦の苦悩」といった主旨のコメントをしていました。
その気持ち、わかる気もします。人によって違うと思いますが、私の場合、、、
仕事が大好きだから、大学を卒業してから15年ずっと仕事をしてきました。でも、出産をきっかけに半年ほど専業主婦を経験。
なってみて初めてわかったけれど、いろいろな家の仕事や赤ちゃんのお世話を座る暇もなくあくせくやっているのに、1日が終わったときに何もやった気がしないのでした。
もしあのまま専業主婦を続けていたら、何か自分がやったと感じること、目に見える成果や結果が出ること(たとえば、子どもをいい学校に入れるとか)に、極端にまい進していったかもしれません。
人生は選択の連続だと思いますが、自分の選択が変更できない選択だったら苦しいだろうな、また、専業主婦=家事と子育てと限定してとらえざるを得なかったら、逃げ道がなくて辛いだろうな。
そう思うと、アメリカの心理学者ドナルド・E・スーパー(Super,D.E)の「ライフ・キャリア・レインボー」が思い浮かびます。
次回は、「ライフ・キャリア・レインボー」のお話も交えて、キャリアカウンセラーの視点からこの話題を考えてみたいと思います。
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