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ダイバーシティ、多様性を認める。こんな表現に、なんとなく上から目線というか、多数派が少数派を受け入れるような、包容力の押し付けのような・・・うまく表現できないけれども、違和感を覚えていました。
そんなある日、次男の話を聞いて「なるほど!」と思いました。
次男はかわいいものが大好きで、持ち物はピンクやキラキラものも多く、友達も女の子が多め。でも、売られたケンカや、弱いものいじめ等、許せないことに対しては、やたらケンカが強く、力でねじ伏せるという力技も持ち合わせている。
学童で、女の子とシルバニアファミリーで遊んでいたある日。高学年の男子に、「男のくせに、シルバニアファミリーで遊んでる~」とからかわれ・・・。
次男「ボクはシルバニアファミリーが大好きなんだけど、何か悪い?」と言い返したとのこと。小さい子からそんな返事があるとは予想もしていなかったのか、高学年の男子は「あ、別に・・・」といって立ち去ったらしい。
受け容れてもらうのを黙って待つのではなく、「自分はこう思う」を伝えることも大事なんだと、次男から教えられました。
もちろん、誰もが「自分はこう思う。」と言える環境づくりは大切で、組織内のダイバーシティ研修実施の意味は大きいです。でも、人と違うときに「自分はこう思う。」と伝える一人ひとりの行動が、環境をいかし、環境をよりよい方向にしていく力になるのだと思います。もしかしたら、身近に同じように思っている仲間が見つかるかもしれません。
例えば、男性育休の普及の両輪(環境づくりと個人の行動)も、同じですね!
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