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子どもが初めてことばを発してから二語文(たとえば、「かあちゃん+だっこ」)を話すようになるまで、面白いので記録をつけていました。話し始めると、ほんとにどんどんことばを覚え、意思表示が増えてきますね。手を焼くことも増えてくるわけですが(笑)、それ以上に、こどもってすごいなぁと思います。
うちの子どもは、人と接するのが大好き。犬も大好きなので、犬を見つけると「わんわん、待って~」と大きな声で呼びかけながら追いかけます。そして、食いしん坊です。ことばの発達も、そんな彼の日常を映しています。当たり前ですが、興味がある、伝えたいことがあるから、ことばを覚えていくんですね。
うちの子のことばの記録(二語文まで)をご紹介します。そして、こどばの記録をつけてみたいと思うきっかけになった本もご紹介します。
- 1歳6ヶ月
- 「う~ん」「あ~」のバリエーションが出てきて、発声量が増えてくる。
- 動作に加えて、「(いないいない)ばぁ~」と、おもしろがって言うようになる。
- 1歳7ヶ月
- 動作に加えて、「バイバイ」と言うようになる。
- 名前を呼ぶと、「は~い」と返事をする。
- 自信を持った「は~い」と、言われたことが理解できないときの遠慮がちな「はぃ」が聞かれる。
- お風呂が嫌いなのか、もっと遊んでいたいのか、お風呂入る?と聞くと必ず 「うんう」と言う。
- 物を指さして、「あ~(これ何?)」と、聞くようになる。
- 動作の模倣が上手になり、「エイエイオー」で拳を振り上げたり、おもちゃのチャチャチャで手を叩いたりする。
保育園ではおままごとをお友達と楽しんでいる。 - 引き出しを自分であけてスプーンでヨーグルトを食べるなど、自分でやろうとする意欲が強くなる一方で、うまくいかずに大泣きしたり叫んだりすることも増える。
- 1歳8ヶ月
- はっきり言える名詞がかなり増えてくる。
食事 「パンパン(パン)」「プーン(スプーン)」「チー(チーズ)」「チー(いちご)」「ぶ~(ぶどう)」「な~(バナナ)」
動物 「わんわん」「にゃんにゃん」
乗物 「ぶ~ぶ」
植物 「葉っぱ」
遊び 「ペン(ボールペン)」 「ボー(ボール)」
色 「あお~(青)」
人 「父ちゃん」「母ちゃん」 - 動詞もちらほらと。「だっこ」「タッチ(手と手のタッチ)」「たっち(立つ)」「ねんね」
- 代名詞「ここ」が言えるようになり、「ここ(に置いて)」「ここ(に来て)」など、依頼ができるようになる。
- 靴下や靴を自分で履こうとがんばる。
- 大人の話しかける内容のほとんどを理解しているよう。
- はっきり言える名詞がかなり増えてくる。
- 1歳9ヶ月
- 「わんわん、待って~」「母ちゃん、だっこ~」「父ちゃん、ねんね~」と、二語文を話すようになる。
- 更に増えた名詞 「なっと~(納豆)」「パンマン(アンパンマン)」「ちっち(おしっこ)」「ばあちゃん」「じいちゃん」「鼻」「花」
- 食事のときに、「あった」「ない」「ど~ぞ」「あちっ(熱い)」など、やりとりを楽しんだり、熱いものを「ふ~ふ~」と冷ますようになる。
- 代名詞が更に増え、 「これ(履きたい、読みたいなど)」「あっち(行きたい)」など、自分の希望を伝えたり、「どれ?」「だれ?」などと訊ねたりするようになる。
- 動詞は、「どいて」と人に頼んだり、「ないない(片付ける)」と言って人を誘う。
- 形容詞が出てくる。 「おいし(美味しい)」「ばっち(汚い)」「あちっ(熱い)」「大事」
- 「チーン」と声をかけると、鼻水がかめるようになる。
【ことばの疑問あれころ 0~3さい はじめての「ことば」 小林哲生 著】
ことばの発達を、たくさんの事例とQ&Aで解説してくれている本です。発達段階に分けて書かれているので、自分の子どもと照らし合わせながら読め、とてもわかりやすいです。
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