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※博報堂DYグループの「親子健康手帳」「母子健康手帳アプリ」等、いろいろなサービスに展開されています!博報堂DYグループウェブサイト⇒ https://www.hakuhodody-media.co.jp/column_topics/feature/csr/20170614_18066.html
「あなたにとって母子手帳とは?ひと言で言うと?」
こういった投げかけから始まった【日本の母子手帳を変えようプロジェクト有識者のワークショップ(2月14日開催)】に、キャリアコンサルタントの立場で参加させていただきました。
- 日本の母子手帳を変えようプロジェクト(博報堂生活総合研究所)
→ twitter @MAMAsNOTE
「あなたにとって母子手帳とは?ひと言で言うと?」
私は、「はぐくみ」だと思います。お腹で胎児を育み、母親・父親としての愛や自覚を育み、子どもを育み、子育てを通じて夫婦・親子・家族の絆を育んでいく時間の流れに、ずっと寄り添ってくれるのが母子手帳ではないかと思うのです。妊娠、出産、子育てに対する喜びも不安も、まるごと受け止めてくれるものであって欲しいなと思います。
今回のワークショップでは、「新しい時代の母子手帳(案)」が提示されました。私が感じ取った「新しい時代の母子手帳(案)」のキーとなるコンセプトは、「つながる」。
- 情報につながる(たとえば、母子の健康に関する情報が理解しやすく整理されている)
- サポーターとつながる(たとえば、身近な人、先輩パパママ、地域との接点を増やすしかけがある)
- 世代を超えてつながる(たとえば、親から子へ母子手帳を引き継ぐしかけがある) など
そして、思いをカタチにあらわした、使い手のことを考えたデザインや工夫の数々。ネットやワークショップを通じて集められる多くのパパママの思い、博報堂生活総研の皆さんの「次のシアワセのカタチを提案する」ことに対する思いが伝わってきました。
たくさんの動物(人間も含む)の親子のイラストがふんだんに描かれた親しみやすいデザインも、すてきでした。
たくさんの思いがつまった「新しい時代の母子手帳」がこれからパパママになる方々につながることで、仕事と子育ての両立に悩むパパママ(特にママ)の
- 「孤独感」
・ 自分だけ感じていることなのではと、誰にも相談できずにいる
・ こんなことを相談したらおかしいのではないかと、誰にも相談できずにいる など - 「自責の念」
・ 子どもにイライラする自分、仕事をしたいと思う自分は、母親失格なのではないかと自分を責め続けている など
がきっと軽くなると思います。自治体の職員さんが母子手帳をパパママに渡す際には、ぜひ職員さんの思いも、ひと言添えて渡して欲しいなと願っています。
「この現状だから仕方がない」と諦めるのではなく、新しいあり方を創造し提案していくこのプロジェクトに、私自身もたいへん刺激を受けました。
コメント
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お母さんの部のワークショップの模様が昨日、東京MXニュースでとりあげられました。
ぜひ、お母さんたちの声もご確認ください。
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201102147.html